運で勝って楽しいか?

ポケモンについて

CL千葉194位予選6-2デッキ「ピタゼク」

ピタゴーラ!ピタゴラスです!

今回はCL千葉で使用したピカゼクデッキを紹介したいと思います。めちゃくちゃ上位というわけではありませんが自分の初めての公式大会参加にしては満足行く出来だったのでデッキ構築の思考を書きたいと思います。あと上位勢はみんな有料で記事を書いているので無料の記事なら読んでくれる人が多くなると思い書いてみました。
内容としてはジラーチ入りのシンプルなピカゼクです。


【戦績】
予選 3敗ドロップで最大8戦
6勝2敗

カメックス 先◯
ズガドーン 後✖️
ピカゼク 後◯
ピカゼク 後◯
メルカリHAND 後◯
ウルネク 後✖️
ウルネク 後◯
ピカゼク 後◯


ランキング
最終194位 1700人規模




【デッキレシピ】





【コンセプト】
環境デッキのピカゼクを強そうだと思い選択。絶対に事故らないことを目標にジラーチを入れた。展開を重視しフルドライブを全力で決めに行けるようにした。非gxはジラサンで対応する。




【ピカゼクの強み】
・展開の速さ
序盤の場作りでのよくあるのが初手リーリエから手札を増やして展開するという動きである。デッキに例えばハイボ4、テテフ2、リーリエ4と入れればこの計10枚の内1枚でも引ければ初手でリーリエが打てる。

それに比べてピカゼクデッキはデデンネgxをドローソースとすることができる。手札を減らしまくってからデデチェンジでドローし引いたサポートを使うことができる。そこから手札を減らしてリーリエを打ってもいいしデンジやルチアで必要なカードを持ってきてもいい。

デデンネgx自体は攻撃をほぼしないので雷タイプ以外のデッキに入れることはできるが電磁レーダーの存在によりピカゼクとのシナジーがある。デデンネの存在により1ターンに2回サポートを打てるようなものである。



・デンジ、ルチア
デンジは希少なグッズをサーチできるカードである。ほかには発動条件のきついブルーの探索とアローラキュウコンgxくらいしかない。また、デンジは単純に雷エネを持ってこれるので雷デッキに組み込みやすい。グッズはエレキパワーや拘り鉢巻といった火力増強カードやエネルギー付け替えやポケモンいれかえといった場面展開をするカードを持ってこれるので序盤終盤と有用なサポートである。



・エネルギー加速
雷デッキにはサンダーマウンテン♢とカプ・コケコ♢ といった強力なエネ加速軽減カードがある。コケコはベンチにしかエネを貼れないがゼラオラgxとエネルギー付け替え、ポケモンいれかえと組み合わせると簡単にバトル場のポケモンにエネルギーをつけることができる。またサンダーマウンテンは場に出して使いコケコもベンチにさえいれば好きなタイミングで特性を使えるので1枚しか入れられない♢をデデンネで捨てなければならない場面は起こらない。コケコの特性は1度しか使えないがピカゼクがフルドライブを打てれば裏に3エネを加速できるのでエネルギーが枯渇することがない。



・高火力
雷デッキには最強の打点アップカードのエレキパワーが存在する。ゾロアークで鉢巻ククイ使ってライオットビートでやっとテテフ一撃にするというような苦労をすることがなくエレキパワーを数枚使うだけで打点調整を行える。エレキパワーは複数枚同時に使うことができるのでタッグチームや2進化gxもワンパンできる。ワンパンはとても重要でアセロラや満タンの薬で全回復される前に倒すことができる。





【運用方法】
・先攻
じゃんけんに勝ったら先攻をとる。基本的にはピカゼクの展開を意識する。攻撃はできないのでフルドライブは次のターンに撃てれば十分である。なのである程度盤面調整ができたらマーシャドーの破れかぶれを先制で使い相手の事故を誘う。


・後攻
相手のデッキタイプを見て判断する。基本的にはピカゼクの後一フルドライブを狙う。コケコのサイド落ちや進化デッキのタネ、非gxに対してはアサルトサンダーで攻撃を仕掛ける。

最初の手札のタネがサンダーとピカゼクだった場合サンダーだけを前にだすと相手がジラサン軸の非gxデッキだと誤認する場合があるのでピカゼクを隠す。実際サンダーだけを前にだし相手にアブソルを出させてベンチ1枠を腐らせた試合があった。


・vsピカゼクミラー
ミラーは先にフルドライブをした方が勝つ。先攻ならある程度展開してからマーシャドーで相手の後一フルドライブを失敗させるのを狙う。後攻なら全力でフルドライブを打ちに行く。フルドライブのエネは裏のピカゼクに貼る。前に張った場合相手のコケコgxでワンパンされしまいエネが枯渇して負ける。
ジラーチ入りなので展開は多少有利だが運要素は大きい。

ただ筆者はCLのピカゼクミラーは3戦全勝している。


【採用理由】
ポケモン
・ピカゼク 3枚
デッキのメインアタッカー。フルドライブで裏のピカゼクにエネをつけて倒されても2体目で攻撃できるようにしたいので1枚サイド落ち考慮で3枚。


ゼラオラgx 1枚
逃げエネをなくすサポート兼gxを使った後のアタッカー。ジラーチエスケープボードで逃がせたりポケモン入れ替えを入れているのでそこまで必須というわけではなくサイドに落ちてもなんとかなるので1枚。


デデンネgx 2枚
サポートを消費しない最強のドローソース。展開に必須のカードなのでサイド落ちしてもいいように2枚。落ちてなくても1試合に2回出す場面も多いのでこの枚数。


カプ・テテフgx 1枚
サポートサーチカード。序盤はデデンネでドローして展開に必須ではない為1枚。ハイパーボールからサーチしてデンジからグッズとエネ、ルチアからプリズムスターと山札のほぼ全てのカードにアクセスできるようになる。特に終盤にグズマをもってきたいときに便利。


・カプ・コケコ♢ 1枚
後一フルドライブをするために絶対に必要なカード。プリズムスターのルール上1枚。ベンチが埋まって出せないことがないよう注意。


・カプ・コケコgx 1枚
エアロトレイルより見えないところからgxを撃てるポケモン。エアロトレイルは交代をタダでできるので迅雷ゾーンと組み合わせて後一フルドライブの展開補助もたまにできる。このカードがないと相手のピカゼクが前に6エネ貼ったときにワンパンできずにタッグボルトにぐちゃぐちゃにされる。1試合に2回以上出すことはない上にほぼ使わないので1枚。


マーシャドー(やぶれかぶれ) 1枚
妨害カード。初手でやぶれかぶれをする事で相手を事故らせてイージーウィンが狙える。ただ、自分も事故る可能性がある為出すのはバトル場にジラーチがいて願い星を使っていないとき、自分の場作りが終わったとき、手札がどうしようもないときに限る。出す盤面が限られるので1枚のみ採用。


ジラーチ
デッキの潤滑油。先述したマーシャドーの展開と相性が良く非gxデッキに対してサンダーと回して対応できるように採用。倒されやすいポケモンなので一回なら倒されてもいいように2枚。あまり入れすぎてもベンチを圧迫するだけなのでこの枚数にした。山が減った終盤にテテフがなくグズマがほしい時にデデチェンジ+願い星で高確率で持ってこれるのが偉いと思った。


・サンダー
対非gxカードであり事故った相手を速攻でワンキルしにいけるカード。お手軽に80ダメージ出せるアサルトサンダーはとても強力だと感じた。ゼラオラを置いて2体でくるくるしながら毎ターン80ダメージを与えられるので2枚。



<グッズ>
・エレキパワー 4枚
最強の打点調整カード。デデチェンジやリーリエのために序盤に切ったりするので欲しいときになくならないよう4枚採用。


・ハイパーボール 4枚
全てのポケモンにアクセスできるカード。雷エネも切れてシナジーがあるので4枚。


・電磁レーダー 3枚
雷エネを切りつつデッキのgxをもってこれるカード。場にピカゼクが足りていればほしいデデンネとピカゼクを持ってきてピカゼクを更にハイボのトラッシュに使う手札調整もできる。4枚入れても7枚しか雷タイプのgxがない為全て打つことはないと判断して3枚。


・ネストボール 2枚
ポケモンをこれるがデデチェンジやワンダータッチが使えず展開できないので枚数は少なめ。デンジからコケコ♢やジラサンにアクセスできるように採用。サイド落ち考慮で2枚。


・エネルギーつけかえ 4枚
後一フルドライブのための必須パーツ。フルドライブで裏のピカゼクにエネを貼った後付け替え2枚と手張りでタッグボルトを撃つ使い方もするために多く必要になるので4枚。5枚目以上のの付け替えとなるマルチ付け替えは他との兼ね合いで採用を見送った。


エスケープボード 2枚
ジラーチつけて使うのがメインなのでジラーチと同数の2枚。初手のマーシャドー、テテフ、デデンネは逃げエネが1なので逃がすことができるのもシナジーがある。


・こだわりハチマキ 1枚
エレキパワーと異なり重複が効かない為枚数は少なめ。2枚あってもいいと思ったが他との兼ね合いで1枚。


ポケモンいれかえ 2枚
後一フルドライブために使ったり、相手にアブソルがいてもジラーチを下げられたり便利なグッズ。必要な時にデンジでもってきたいのでサイド落ち等考慮で2枚。


・フィールドブロアー 1枚
無人発電所等の厄介なスタジアムをデンジから経由して破壊できる。フェアリーチャームを意識して採用したがサナニンフに当たらず殆ど使わなかった。調整の段階でジムバトル等でもほぼ使わなかったので1枚。


<サポート>
・リーリエ 3枚
ドローソース。初手での展開を意識したかったのでシロナやエリカではなくリーリエだけを採用した。特にエネルギー付け替えを多く引ける可能性があるのが優秀だった。また、エレキパワーやポケモンどうぐやいれかえなど手札を減らせるグッズが多いので相性が良かった。
4枚入れたかったが他との兼ね合いで3枚。


グズマ 3枚
終盤に0〜2枚使うことが多いが序盤は手札を切りまくるので多めに3枚。


・デンジ 3枚
グッズサーチ万能カード。選択肢が多く後一フルドライブをやり決めやすくなる。多く入れたいか他との兼ね合いで3枚。


・ルチア 1枚
プリズムスターサーチカード。デッキのプリズムスターは2枚で撃つ回数も最大1回なので1枚。ハイボテテフからサーチできるので展開の選択肢が増える。



<スタジアム>
・サンダーマウンテン♢ 1枚
雷タイプの強力な補助となるスタジアム。置くタイミングは相手のスタジアムを破壊したいとき、デデチェンジの前、このカードで撃てるようになる攻撃の前に限る。


エーテルパラダイス保護区 1枚
2枚目のスタジアム。相手のスタジアムを破壊するためにスタジアムは複数入れるべきだと思う。電気タイプとシナジーがあるこのカードを選択した。他との兼ね合いで1枚。


<エネルギー>
雷エネルギー 11枚
サイドレースを考えた時ピカゼクで3枚ゼラオラで2枚取られたとして2体目のピカゼクで殴りに行くとする。それぞれのポケモンは3エネで起動するのでエネは9枚必要になると考え、サイドに1枚序盤に多めに切ることがあったとしてもう1枚余裕を持たせて合計11枚とした。



【値段】
実際にデッキを作りたいという人がいるかもしれないので現在の相場を書いておきます。全て最低レアリティで計算しています。

ピカゼク 600円
ゼラオラ 2000円
デデンネ 1000円
カプテテフgx 2000円
カプ・コケコ♢ 2000円
カプ・コケコgx 2300円
ジラーチ 1200円
サンダーマウンテン 1500円

安くて16000円で主要パーツは揃います。
参考までに。


【感想】
初めてのCLで勝ちあがれて嬉しかったですが2敗を振り返るとプレミがあったのでもっと練度を上げてまだ別の大会で上位を目指したいと思います。



以上になります!ここまで閲覧ありがとうございました!
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