運で勝って楽しいか?

ポケモンについて

レート2100超えのオニゴーリ使いによるオニゴーリ対策

ピタゴーラ!ピタゴラスです!

今回はオニゴーリ対策について話をしたいと思います。まずはよくオニゴーリ対策と言われるポケモンを個別に紹介したいと思います。


【以下常体】


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・ほろびゲンガー
ゴーリに後投げして滅びの歌から守る道連れ守るで確実に処理することができる。影踏みでゴーリは逃げられない。HSベースでシャドボ、滅びの歌、守る、道連れがテンプレ。

ただし相手のゴーリが交代読みで零度をしてくると滅びの歌をするターンにも零度を許すので2回零度をされてしまう。2回で少なくとも一方が当たる確率は51%で約5割で負ける。また、道連れのターンまでにゴーリのSが上がっていると3回目の零度を許し仮にこれが当たるとゴーリ側は滅びのラストターンに引くことができるようになり再展開されてしまう。
当然ながら3回目の零度を守るとメガ枠であるゲンガーを失った上に数的有利はとれない。滅び解除のために3ターン目にゲンガーを引くと3発目を裏に打たれてしまう。



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カバルドン
砂で回復を阻害しつつステロ吹き飛ばしで削りを入れることができる。地震、ステロ、吹き飛ばし、欠伸がテンプレ。

初手で対面したとしても零度の3割で消し飛ぶ。そもそも起点カバを使うなら相手を寝かせた後に即起きを考慮せずにマンダやルカリオを投げて積む覚悟が必要なので1発零度の確率に怯えてはいけない。仮に避けたところでゴーリに対する打点は乏しく勝ちには程遠い。



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・聖剣ガルド
聖なる剣は相手の能力変化を無視して攻撃をするため回避アップや防御アップを無視して攻撃することができる。また、ギルガルドは氷耐性があるので+6フリドラを剣状態で耐えられるので聖剣連打が安定する。

しかしオニゴーリはそもそも特化でも聖剣を確定耐えするので対面で零度を2回うつことができる。よってさっきと同様5割で負けてしまう。また聖剣で対策を一任していると取り巻きに麻痺を撒かれた時の痺れで結局まもみがから抜けられない。また、聖剣は能力変化を無視する為ゴーリをのBが下がっているのも無視してしまう。



他にもバシャとかシャンデラとかガモスとかがあるが零度の通るポケモンで対策は交代読み零度で3割、ワンパンできない場合は5割で負けるのでやはり不安定だ。ここからは絶対零度が無効になる氷タイプと頑丈と不思議な守りのポケモンに焦点を当てて紹介していく。



零度通るポケモンは不安よな。氷頑丈動きます。




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エアームド
ステロ吹き飛ばしムドー。カバルドンと異なり零度無効でフリドラが等倍。羽休めで回復できる。

オニゴーリのCが上がるとフリドラが半分入って回復が間に合わなくなる。相手が他2体を捨ててラス1ゴーリにされると起点にされる。




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フリーザ
プレッシャーによりフリドラや零度のPPを2倍の速さで削ることができる。羽休め、身代わりによって粘り強くPP枯らしをすることができる。

だがフリーザーはHD特化してやっとゴーリの無振りC+6フリドラを2耐えするレベルである。そして守ると身代わりはプレッシャーでPPを枯らすことができないのでゴーリ側がまもみがでCがマックスになるまで32ターンフルで使えると考えていい。そうなるとプレッシャーで撃てる回数が16回のフリドラを食らうことになるがこれが羽休めの16回と相殺されてゴーリ側はクレセで再展開して勝ちになる。クレセの三日月の舞のタイミングで零度を当てられればいいがゴーリ側が3体目のポケモンでS操作技をフリーザーにして捨ててくると上から三日月の舞を確実に決められてしまう。




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ヌケニン
HPが1しかないが零度フリドラ地震息吹全てを無効化することができる。襷持ちで影うち、鬼火、毒毒、守るがテンプレ。

PP勝負は一見影打ちの48で有利に見えるがテンプレ構成だと48+24+16+16=108、ゴーリがフリドラ零度だとすると32+8+16+16=72でクレセで蘇生するだけで2倍の144あるのでゴーリの方が多い。更に影打ち読みにクレセを合わされるだけでゴツメで即死するリスクがある。そもそもラス1ゴーリヌケニン対決はゴーリがまもみがしてるだけでヌケニンはほぼ打点のない状態になるので不思議な守りを貫通する悪あがき2回で倒される。




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・封印アローラキュウコン
自分と同じ技を使えなくさせる封印を覚えさせたアローラキュウコン。フリドラ、零度、封印、眠るでフリドラ零度オニゴーリを完封する。封印は身代わりを貫通する。ゴーリはまもみがしか打てない状況になるり最終的に悪足掻きしかできなくなる。

だがゴーリ側はまもみがを封じられないため32ターンフルでムラっ気ターンを稼げると考えていい。更に、臆病攻撃VのオニゴーリのA+6悪足掻きがH252キュウコンを上から確定3発で倒すことができ眠るでの回復が間に合わなくなる。




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フリージオ
フリーザーと異なり黒い霧による積みリセットを行うことができる。特性浮遊で地震ゴーリにも負けない。氷z持ちフリドラ、零度、黒い霧、自己再生がテンプレ。
やはり総PPが多いとはいえ32+8+48+16=100止まりなのでクレセゴーリにPP負けする。三日月の舞をするクレセに零度を当てるしかない。
ただフリーザーのように押し負けたりヌケニンのように特殊なポケモンではないため単体でのゴーリ性能は優秀。零度来ないよみで交代を繰り返すとクレセゴーリのpp勝負に勝つことができる。また他の氷タイプに比べてレヒレやボルトやイーブイバトンに強いためゴーリに強い駒の中では汎用性がある。

フリージオについてよく知りたい人はこちらをどうぞ。(http://pythapoke.hatenablog.com/entry/2018/04/01/185904)



【結論】
安定したゴーリの処理は無理です。
皆さん諦めましょう。




とまあ冗談は置いておいてこのようによくあるゴーリ対策ではまともな対策になっていない。ここからが本題だ。



・対策が難しい理由
安定した処理を目指すと零度無効の氷タイプや頑丈になるわけだが氷タイプは弱点が多く汎用性の高いポケモンが少ない。上記のような氷タイプはゴーリににPP勝負を仕掛けることになる。そうするとゴーリのためだけににパーティの1枠割くのは難しいため汎用性を求めた結果絶対零度で負担をかけるという思考に至る。そうなるとPPが8しかない零度を入れなくてはならずクレセゴーリにPPで勝てなくなるというジレンマがある。
例えばフリージオの零度をppの多い光の壁にしたりしてもゴーリが交代を繰り返すことだけでppがなくなるので零度は外せない。
そもそも運だけクソポケモンオニゴーリを安定して倒そうとしていたのに今度は自分から零度に頼らなくてはならい状況を生み出してるのは本末転倒である。


・結局一番のゴーリ対策はなんなのか
結論から言うとクレセゴーリが一番汎用性が高い。ゴーリにゴーリを投げるのである。
ゴーリにゴーリを投げれば零度による運負けは回避できる。ppの節約のために数ターンしてからゴーリを下げてまた零度よみでゴーリを繰り出しても出した側は能力が低く押し負ける。つまりお互い引くに引けない体面を作り出せる。
これが最も安定した処理ルートである。稀に一方のCが上がりまくってもう一方のDが下がりまくるとどっちかが勝つ。
相手のクレセも考えてこちらもクレセで回復するしかない。クレセゴーリはミラーはお互いのクレセゴーリを1時間半くらいかけて相打ちにした後にラストに強いポケモンを出していた方が勝つ。
これがオニゴーリの対策を考え続けた結果私の答えだ。相手側にクレセがいなければこちらは相手のゴーリを倒しつつ再展開が可能になる。


そもそもゴーリの対策となるポケモンをゴーリ側は取り巻きで対策すればいいしフリージオが見えたらゴーリなんて出さなきゃいいだけなのである。そうすれば相手の選出のパワーが下がったそのままゲコミミマンダで殴り勝てるのである。
そもそも一般的にオニゴーリに有利とされているポケモンはゴーリ側も認知しているためゲンガーやガモスが見えたら強気に零度を撃ってきたりする。対策の対策をするのがこのゲームなんだから有名どころで対策していては無意味である。ゴーリを誘って倒すなら身代わり爪研ぎグロスとか剣舞にどげりバシャーモとかそういう知られていなかったり想定しないポケモンで見るのがいい。だが結局再戦で別の選出で対抗策を取られるだけなので安定とは程遠い。



・情報操作とオニゴーリ
オニゴーリ対策で検索をすると上記のポケモンや滅びラプラスだとか呪いミミッキュだとかを羅列して立ち回りに関して何も書いてないエアプ記事が大量にヒットする。
滅びも呪いも引けば解除できて流すことにしかならないことは考えれば誰でも分かる。
せめてラプラスに通せんぼうを採用して滅びで1-1とりましょう。ただし通せんぼうは身代わり貫通しないから交代読みで打つか先制の爪でも持たせましょうね。くらい書いたらどうなんだろうか。

それでいてオニゴーリで上位に行ったの構築記事はオニゴーリ最強!的なことしか書いてないから欠点が分からない。わざわざ弱点を言ったりしない。

ゴーリ使いは対策を言わないし対策が難しいからエアプ対策記事で溢れかえっている。当然クレセゴーリが対策になると宣伝して増えたらミラーで死ぬほど時間がかかるからゴーリ使いはそんなことしない。これで誰もゴーリを対策していない環境が出来上がるのである。






【まとめ】
・ゴーリの汎用性のある安定した対策はクレセゴーリ。ただ時間はかかる。
・そもそもゴーリを軸にした時点で相手のゴーリ以外に対して不安要素を伴い安定しなくなる。
・このゲームで安定して勝つのは無理。



【おまけ】
・思うこと

たまに見る光景
オニゴーリの対策募集!」
「クレセゴーリ!フリージオ!」
「時間かかるからやだ!」
という会話

処理に時間かかるのは確かだが本当にそれでいいのか。仮に最強のパーティがあったとしてただその構築はゴーリの処理にすごく時間がかかるからという理由だけで使いわないのか?
実際にジオやクレセゴーリの長時間の戦いを経験して辛さを知っているならまだしも使ったこともないのに最善の対策をそれだけの理由で切り捨てるのはどうなんだろうか?
実際ジオがいることによりゴーリの牽制ができるから本来ゴーリを出されてまもみがをされる苦痛の時間を多少なり削れるし、クレセゴーリはピンゴーリの牽制ができるわけで時間が短縮される面もある。

だからこういう「ダイエットしたいけど運動は筋肉ついて手足太くなるから嫌〜」とかいう女子みたいなこと言うな。目の前に有効な対策があるのなにもせずにそれを否定するな。

是非ともこういうやりとりは見たらこの文章のスクショを送りつけてほしい。


・文句
あとたまにフリドラ零度のピンゴーリでクレセゴーリに遅延してくるやついるけどほんま時間の無駄だからやめろ。こっちにゴーリのpp多少消費させてから零度温存してクレセのみかまいのタイミングで零度あてれば勝てると思ってたら大間違いだ。多少のppの差はゴーリの悪足掻きのターンで賄えるしこっちはクレセ繰り出してから零度よみでpp0のゴーリ投げれば済む話だからな。ちゃんとppは数えてる。願望でポケモンすんな。



以上。