ピタゴーラ!ピタゴラスです!
ランクバトルシーズン5お疲れ様でした!
今期は自己最高とまではいかなかったですが高順位で終わることができて満足しています。
今期使用した構築を紹介していきます。
S4の構築のカビゴンをバンギラスに変え、その他微調整をした構築になります。
前期の記事と合わせてみてもらえたら嬉しいです。
http://pythapoke.hatenablog.com/entry/2020/04/02/232216
レンタル公開しています。全員色違いです。
蝶舞モスノウと竜舞バンギラスの2体の舞エースがいるのでダンシング受けループと名付ける。
【戦績】
TN ピタ;ゴラス
最終41位
朝7時に71位から8位を倒して30位になり9時まで放置でこの順位だった。
シーズン中このロムでは切断バグを一度もされなかった。スクショし損ねたので何勝何敗かは不明。240戦くらいして勝率6割くらいだったはず。
【コンセプト】
純正受けループ。相手のポケモンを後出しから処理することを目指す。回復技持ち6体で固めた構築を純正受けループと定義する。
【パーティ】
特性:再生力
持ち物:黒いヘドロ
技構成:熱湯、毒菱、トーチカ、自己再生
育て方:図太いHB252 D4 S個体値29
調整意図:
ヘドロ2回込み鉢巻エラガミ乱2(2.7%)
ヘドロ2回込みドラパの鉢巻アロー2耐え
アイアントの陽気球ダイサンダー耐え
嘴臆病リザを後出しから処理できるライン
無振りドヒド抜かれ(TOD意識。過去記事参照)
前期と同じく鉢巻ウオノラゴンを意識してHB特化。相棒。パーティから外したことない。
毒菱展開やドラパの型判別をしてからモスノウやクレベースに引く動きが優秀。
毒菱もっと評価されるべき。
・アーマーガア(キョダイ)
特性:プレッシャー
持ち物:気合いの襷
技構成:アイへ、ボディプレス、守る、羽休め
育て方:腕白H108 A140 B252 D4 S4
調整意図:
ダイスチルで無振りトゲキッス確1
プレスの火力意識でB特化
あまりH
前期と同じ型。ドリュ受け。今期はサニーゴも割と使ったが結局こっちの方が強いと思った。
剣舞ドリュ増えてドリル打たれなかったのでプレッシャーじゃなくてもいい気がした。
特性:頑丈
持ち物:オボンの実
技構成:氷柱針、ボディプレス、鉄壁、自己再生
育て方:腕白H236 B244 S28
調整意図:
HBベース
H 4n ステロ2回でオボン発動
S 4振りカビゴン抜き
パッチギャラホルード受け。なんか増加したウォーグルも受ける。ナットレイが増殖していたのでプレスでの処理をよく狙った。
・ヌオー
特性:天然
持ち物:食べ残し
技構成:熱湯、毒毒、守る、自己再生
育て方:図太いH252 B196 D60
調整意図:
特化噛み砕くバンギ意識HB
あまりD 特化メガネヒトムのオバヒ残飯回復2回込み29%の乱2
挑発ビルドアマガ、アイアント対策。
カウンターを使わなかったため毒毒に変更し性格も呑気から図太いに変えた。
カウンターがないからあの動きされたら嫌だなとかはあったがされなかった。かといって毒が生きた場面もそんなになかった。初手でカバに撃ってドヒドとくるくるするくらい。
・モスノウ
特性:氷の鱗粉
持ち物:カゴの実
技構成:冷ビ、ドン・ギガレイ、蝶舞、眠る
育て方:穏やかH204 B4 C28 D252 S20
調整意図:
無振りアマガ抜き。
S+1で最速アマガ抜き。
冷ビで無振りドラパ乱1(96.3%)
あまり特殊耐久最大ミトム意識
特殊ダンシングエース。ミトムラプラス受け。
HCミトムに対して、投げる巧み、ストリーム蝶舞、眠カゴストリーム、ギガドレストリーム、ギガドレで処理の流れを高確率で決められるライン。ダイマを使わずに対処ができる。環境の巧みロトムはHBベースでC特化していることは少ないと思うのでほぼほぼ失敗することはないと思う。
蝶舞で抜ける範囲を広げられるようSにも回したかったが耐久がギリギリだったので若干Cに回してHDベースにした。
前期に引き続き使ったがラプラスミトムの数を考えると現環境の受けループにおいて必須級の性能だと思った。
また、ドヒドを嵌めようとする身代わり残飯持ちにも投げられる。おにたたドラパを起点にしたり、瞑想アシレーヌと積み合いをして急所で負けたりした。
前の記事を読んだのかさざめきなしの型一点読みでやどみがエルフーンを初手から投げてくるやつがいたが、実は蝶舞をガン積みすることでギガドレ連打でで身代わりをわりつつ宿り木分を回復し続けられるので押し切って勝った。
特性:砂起こし
持ち物:ロゼルの実(フェアリー半減)
技構成:ロクブラ、ステロ、竜舞、眠る
育て方:慎重A140 D236 S132
調整意図:
トゲキッスに対してロゼルなしで
特化珠ダイフェアリー耐え
特化ダイフェアリー急所乱1(81.2%)
臆病ダイフェアリー急所乱1(25%)
1舞で最速キッス抜き
3/32削れたH244振りダイマキッスを+1ダイロックで乱1(87.5%)
物理ダンシングエース。トゲキッス対策。
トゲキッスの巧みに繰り出し、ダイフェアリーをロゼルで耐えて竜舞、ダイロックで処理する。
チョッキや弱点保険と異なり、巧んだキッスに投げた後にダイマックスを合わせる必要がない。そのためダイマ読みでキッスが引いてきたりしても竜舞でアドが取れる。弱保警戒でバーンやジェットから入られても次にダイマすればケアが効く。
この動きだけなら襷でもいいがステロやエアスラに繰り出して削れたりしても強化アイテムなしの巧みダイフェアリーに役割が持てるようにロゼルを持たせている。
技構成は上記のムーブを決めるためのロクブラ竜舞と初手にキッスと対面したときに打てるステロ、回復ソースの眠る。
キッス以外の役割対象は特殊ドラパ、ヒトム、リザ、対面でミミッキュラプラス等がある。
ただこのバンギを使い始めたのがシーズン終了3日前くらいなのでロゼルのおかげでキッスを倒した試合はあったものの竜舞をしてからから倒すというムーブは一度も決まっていないw
選出率は低めだったもののシーズン最後の試合で竜舞で全抜きしてくれた。
【構築経緯、使用感とか】
前期の構築ではトゲキッスにカビゴンでダイマを合わせることで処理をしていたがダイマ読みで巧んだキッスに引かれると安定しなかった。
なのでトゲキッスのダイマを見てから処理ができるバンギラスに変更することにした。この型のバンギはS1から考えてはいたものの流石にロゼルはピンポすぎると思って使っていなかったがバンギの数値が高くなかなか使いやすかった。
ただ構築全体でみれば前期の方が対応範囲が広いと思う。カビゴンを抜いた弊害としてジュラルドン、ピクシー、サーナイト、サザンドラ等タイプ的に受からないポケモンが増え、地割れがないことによりドヒドイデ等の処理はTODしかなくなった。
こんなに穴だらけでもそもそも受けループなんてのはトゲキッスが無理なんだから最早気にならなかった。今期は気分転換に新しいポケモンを使いたかったのでバンギを最後まで使い続けた。
寧ろキッスを対面処理できるモスノウやガアを入れてガンメタを張る方が勝てるのかもしれない。あとステロが構築に組み込まれるのもいい。
構築は強いけど自分が弱かったとか意味不明な言い訳をする奴をよく見るが、今期に関しては構築は弱いけど俺が強かった。
こんなバンギがどうこうよりも殆どの試合はドヒドやクレベースを選出するので、受けループの基本であるこいつらを如何に上手く使えるかが勝利の鍵になると思う。
パーティの画像いただきました!
構築の内容に関してはここまでになります。
以下毎シーズン恒例の長文。
・順位の価値
今回41位を取れたから偉そうなことをいう。俺より上の人は読まないように。ポケモンの順位は数字の大きさで上下が判断できるが、順位によってはほぼ同価値のものが存在していると思う。例えば1位と2位は明らかに別物で95位と96位では似たような印象を受ける。自分の中での順位の分かれ目としては1位、2〜10位、11〜50位、51〜100位、101〜300位、それ以下、という大まかな区切りのイメージを持っている。自分としては目標とはしているものの1〜10位を取れる実力はないと思っている。なので今回は自分も取ったことのある11〜50位、即ち2桁前半の順位を目標にした。
2桁の中でも50位の上と下で価値が変わる理由を説明する。2桁というのは位が変わるので区切りとして多くの人が目指す順位である。なのであまり実績のなかった人が一番いいところでやめて2桁後半をとって終わるということが多い。それに対して1〜10位を目指してガンガン潜っている強者がいる。そういう人がそのシーズンは勝てなくて溶かして2桁後半で終わるということもある。そうなると2桁後半には調子が悪かった強い人と調子の良かったそこそこの人が入り乱れている。
ある程度の人数の人が後悔しながらいる2桁後半という順位帯で自分は満足したくはない。
実際最終日100位くらいから1勝したら50位くらいになったし本当に団子になっている。位の境目は人が溜まりやすいのは7世代もあった。レート2100〜2115程度の21に乗ってやめる人が多くそこから更に1勝するとボスラ圏内に入ったりというような話である。
・切断バグについて
切断バグはシーズンを通して1、2回しかされなかった。当然自分はしていない。切断バグはすぐに改善されるべきであると思う。だが恐らくすぐには治らない。何故なら切断バグが注目されているだけで強制終了バグやインターネット大会でマッチングしないバグが発売から数ヶ月経っても未だに改善されないからである。待つしかない。
切断バグの存在により順位に価値がないという風潮が多少なり生まれ、対戦のやる気をなくしているプレイヤーがいる。
だが、今期とった最終順位は自分が切断バグをしていなければそれ以上の価値を持っていると思う。切断バグで無効になった試合に勝っていればもっと上に行けたと考えられるからである。また、実際のランキングからバグをしたプレイヤーが抜けることを考えるともっと上だと言える。
(厳密には例えば切断バグを3回されて100位の人と50回されて105位の人どっちが上かと言われたら微妙だが)
実際のところバグを使っているプレイヤーがどのくらいいるかはわからないが自分が対戦している限り殆ど起こってはいない。ツイッターだけを見てバグに怯えたりモチベが消えたりしている人がいる。そういう人に考えて欲しい。
例えばバグを使うプレイヤーが5%いたとしてそいつらが抜けて上がる順位は100位から95位、1000位から950位、10000位から9500位である。この程度の順位の差であれば1勝すればほぼ確実に変わる。切断バグは順位に与える影響はそこまでないのである。
問題なのは上位帯での話だ。当然こんなずるいことができるなら上位を目指す人が現れるだろう。ランキングが多少変動しても3桁以下ならそこまで問題がないがこれが最上位帯となると1〜10位のランキングが1ずれる。これは1桁の枠の奪い合いの中でのとても重大になってくる。しかも1位を目指す人は「もしかしたら切断バグ使用者が1位から10連勝して壁を作っているかもしれない」という見えない不安と戦う必要が出てくる。つまり切断バグで被害を被るのは最上位を目指すプレイヤーだけになるのではないかということである。
ここで言いたいのは、「対戦もろくにしていないし実力もないくせに切断バグを理由にやらないとか言って周りの気を削ぐようなことはやめろ」ということである。
そもそも何のためにポケモンをしているんだ?ストイックに順位を追い求めるのも重要だが、楽しむためじゃないのか?
戦略を考えて構築を組んで対戦をして勝つことが楽しいんだろう。だから1戦1戦大切にして切断バグをされたら運が悪く順位は上がらなかったけどこれは自分の戦略が決まったとか成長できたとかポジティブに考えて欲しい。
S5の結果が出て多くの人が順位報告や記事を上げると思う。その中に切断バグ使用者がいる可能性が0ではない。その中にはバレずに済む人もいるかもしれない。もし一度でも切断バグをしてそれで取った順位をツイートしてバレなかった人がいたら今後は切断バグをせずに健全にプレイしてほしい。
また、切断バグしたとか嘘でも本当でも炎上商法でネタにしている人には関わらないようにしよう。本人は反応がきて嬉しいだけだ。
・受けループを使い続ける理由
S4の記事で書いたが受けループを使っていて精神が崩壊した。構築に欠陥があったり運負けをしまくるし、自己最高の20位はなかなか超えられず義務感を感じていた。
そこで今期はそれを改善するために「楽しむ」ことを目標に対戦することにした。他の人が考えた受けループを使ってみたり自分で新しい型のポケモンを使ってみたりすることで段々と感情を取り戻した。また、順位の目標を自己最高ではなく2桁とすることで自分でも行ったことのある手の届く範囲で達成感を得られ楽しめた。
また、自分が一桁に行けないのは受けループに限界があるからだと考えてミミドラパカビキッスのような攻めるパーティを自分なりに考えて練習もした。これを使っていて立ち回りに正解がなく難しいと感じた。ドラパを通して勝った試合は別にトゲキッスを通しても勝てたかも知れない。選出が2通りあってどちらでも勝てるなら正解が2つあると思えばいいのだがどうにも「なんとなく」ポケモンをしている感じが否めない。攻撃の選択肢が広すぎて負けたのは構築の問題なのか選出の問題なのかわからない。そもそも攻めの6匹を絞ることにも明確な理由が持てずに使用率上位6匹から組んだ。こんなに果てしないことを考えるくらいなら逆に受けられる対象に対してひたすら絞っていく受けループの方が楽だ。しかも対戦の立ち回りに正解が存在することが自分で理解できる。
やっぱり動きが明確な受けループが使いやすい。
ドヒドイデLOVE
以上になります。
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