運で勝って楽しいか?

ポケモンについて

【S7シングル最高2059】結論ブルドヒバンギ

ピタゴーラ!(って挨拶を考えたから使ってね!)

ピタゴラスです!

S8お疲れ様でした。今期自己最高レートを更新した構築の記事を書いたので読んでもらえると嬉しいです。

この記事はS6のこの構築のフリージオの枠をゲンガーに変えて型をちょっといじっただけなので似た内容の部分があります。

(http://pythapoke.hatenablog.com/entry/2017/11/10/222356)

以下常体

 

パーティ

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カプ・ブルル@残飯
慎重 HD252 B4
ウッホ、宿り木、守る、めざ炎

テテフ、コケコ、レヒレ、ギャラ、アシレ受け。テテフ意識でHD。安定した打点のウッホ、有利対面でうつ宿り木、飛行Z透かしの守るは確定。めざ炎はツルギ意識だったが1回しか決まらなかったのでマンダや鋼に負担をかけられる自然の怒りとかの方がいいと思う。前まで混乱実ブルル推してたけど今は残飯信者になった。
レヒレに受け出して残飯を見たら交換読み宿り木読みで挑発してくるのヤンキーすぎると思う。

ドヒドイデ@イアの実
穏やか H252 B116 D140
熱湯、毒菱、黒い霧、自己再生

ミミッキュの剣舞シャドクロZ確定耐えかつ陽気でも意地でもきのみ確定発動
+4ミミZ最高乱数切り耐え
HBドヒド確1イーブイのアシパ耐え

ミミッキュ性能を維持しつつHDラインを高めた型。イーブイに薄かったのでその対策も兼ねる。テッカグヤにはグライと交換し続けて宿り木を枯らす動きをとる。

バンギラス@メガ石
腕白 H252 A4 B108 D132 S12
エッジ、追い討ち、噛み砕く、逆鱗

メガゲンの臆病気合玉耐え
リザXの剣舞逆鱗耐え
エッジで無振りリザX確1

アゴの+2流星Z耐え
逆鱗でアゴ確1

 

アゴリザ最強兵器。リザ意識エッジ、ゲンガー意識の噛み砕くと追い討ち、アゴ意識の逆鱗。噛み砕くと逆鱗は地震でもいいがブルルと組ませることを考えるとこの構成になる。
ゲンガーがいたら初手で出し噛み砕くから入る。気合玉なら耐えて一撃。鬼火なら半分はダメージか入るので次ターン追い討ち安定。守られたら金縛りか追い討ち無い読みの交換なので追い討ち。追い討ち無警戒で逃げられた場合はバンギに打点がなく影踏みも残っていないので次のサイクルの繰り出しが安定する。

クレセリア@ゴツメ
図太い HB252 D4
サイキネ、冷ビ、毒毒、月の光

グロス、マンダ、ガルーラ、バシャ対策。テテフ受けもできなくはない点も優秀。技はマンダへの冷ビ、バシャへのサイキネ、テテフ等への毒毒と回復技の月の光。バンギの砂とのシナジーがなくポリ2にしようかとも思ったがバシャガルを考慮したらそれはできなかった。草結びやアムハンを考えるとグロス最安定はこいつかなと思う。ただ、アイへで毎回髪の毛を失いかけるので当てたら勝ち確になる電磁波採用も一考の余地あり。メガネサイキネDダウンでクレセ突破するテテフ許さん。

グライオン@毒毒玉
慎重 HD212 S84
地震、岩封、守る、身代わり

H 8n+1
D ガルドのZシャドボ最高乱数切り耐え
S 準速ガッサ+4

ドランガルド対策。フィールドターンを調整し剣舞ガルドにも勝てるように身代わりを搭載した。
岩封はビビヨンに圧倒的殺意を持って採用。HDなら回復込みで+1暴風を2回耐える。ボルト等をよく投げられるので岩封は何だかんだ便利だった。ギロチンを切ったが受けには厳しい環境らしく数が少ないのでそこまで必要だと思わなかった。また、そのせいか他のギロチングライも減少してあまり当たらなかった印象(←重要)である。
グライ交換読み噴煙で火傷引くドランは許さない。

・ゲンガー@メガ石
臆病 H76 B12 C164 D4 S252
シャドボ、滅び、守る、道連れ
H 4n+1
B 陽気ツルギの辻斬り耐え
C H振りメガゲンシャドボで確1
D 端数
S 最速

フリージオを解雇していれた枠。主にボルト、ツルギ、樹木、ゴーリを誤魔化す。フリージオにない強みとしてカミツルギに強い点や自身よりSの低いポケモンと対面を作れば確実に相打ちに持っていける点がある。あと単純に上から高火力技を撃てるのが強い。

【運用方法】
役割対象にあと投げして狩る。ただそれだけ。相手のポケモンを削っていってゲンガーで上から倒し切るルートもとる。

【負け筋】
・厳しい戦術
バトンバシャ、ステロ展開等。
・重いポケモン
ジャローダ、バンギ、フェローチェ
ゲンガーでなんとかしたい
・選出択負け
なるべく起きないように作ったがやはり厳しいときはある。選出読みは経験で考えるしかない。厳しかったらゲンガーで道連れをする。
・役割集中
例えばアゴ+リザxだとバンギが過労死する。それもゲンガーで持っていきたいところ。

ゲンガー最強すぎか笑

この構築での対戦回数は少ないので他にも欠点があるかもしれない。

【改善案】
ブルルめざ炎弱い
ゲンガーに毒打点が欲しい
フェローチェを受けるならドヒドにトーチカが欲しい

QRパーティ】
よければ使ってみて下さい。
(https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-0E65-4DB3)

※ここから長いので構築だけ知りたい方はここまでで十分だと思います。

・構築の経緯
いつも通り受け構築を作ろうというところから構築をスタート。僕は毎回ブルドヒを使っている。これは多少思い入れがあるというのもあるが受け構築を考える上で必然的に起こる。まず、テテフ受けを考えた時にHD残飯ブルル、残飯鋼、アロベトンが候補になるが鋼は回復ソースに乏しく高速回復技を持つムドーハッサムはサブウエポンに弱いことから鋼タイプはなし。汎用性を考慮してベトンよりブルルを選んだ。トップメタのギャラ、コケコ、レヒレ、ランド、マリルリを後出しからほぼ潰せるのはかなり優秀である。次にミミッキュ受けを考た時、ドヒド、バレル、ゴツメヌオー、輝石ゴルバットが候補になる。草タイプ被りでバレルはなし、ゴツメ枠はガルーラに強いのがいいのでヌオーはなし。汎用性からゴルバットはなしでドヒドを選択した。特にゲッコウガを受けられるポケモンがドヒド、ポリ2、カビゴン、アロベトンしかおらずドヒドがゲコ対策になるのもグッド。そして、受け構築に必要か度々議論になる追い討ち枠であるがブルドヒは非常にゲンガーに対して弱い為に追い討ち枠は必須だと考えている。追い討ち枠はバンギかアロベトンが候補になる。ここでも汎用性からバンギラスを選択した。僕が前々から愛用している腕白メガバンギであるがこのポケモンは剣舞メガリザXの逆鱗を耐えて返しのエッジで倒せる為にかなりリザに強い。というかバンギ以外両方のリザを後出しから倒す方法はスカーフアタッカー以外存在しない。というわけでブルドヒバンギから構築をスタートした。さっきから散々アロベトンの話が出ているがH振りゲンガーを追い討ちで狩れなかったり、水Zゲコに不安定である為僕は信用していない。一応ベトン入りブルドヒも使ってみたがテテフ受けがブルル、ゲコ受けがドヒドと役割が被ったので上手く使えなかった。アロベトンはブルドヒ以外の構築で考えてみたいと思った。そして残りの3枠に求められる条件だがここまでで重い、ガルグロスマンダツルギバシャドランガルドボルトグライゴーリに強くする必要がある。特にガルド受けに信用できるのはグライ、ゴツメブラッキー、残飯ドランしかいない。ドランは残飯をブルルに取られているのでなし。ブラッキーはガルグロスにも強く、考えてみたが入れるとドランが重くなるのでバシャボルトにも強いリフレッシュメガラティアスを考えた。ここで残りの枠にゴツメでないマンダ受けを考えるとポリ2、メガヤドラン、サンダーが候補になる。だが、これらのポケモンだとゴーリとグライの対策ができなくなってしまうのでなしになった。ラティ以外の候補がなかったのかという疑問を持たれると思うがボルト受けがラティ以外にウツロフリージオメガフーディンしかおらず、ブラッキー+上記3体のどれかのにするとバシャドランが重くなり見れるポケモンがいない。よってグライオンの採用が決定した。残りの2体でマンダグロスに強くガルーラも見れるクレセを採用し、ボルトに加えグライゴーリの対策になるメガゲンガーの採用を決定しパーティが完成した。ボルトの処理にゲンガーを考えたことがなかったが今までの考察の過程でボルト対策にゲンガーを考え直してもやはり穴ができてしまうのでこの6匹で構築は完成とした。ゲンガーの採用は丁度重いポケモンを見れることがわかったからであまり採用したくはなかった。受け構築においてどう組もうと受けきれなかったり重いポケモンができてしまう。その対策としてメガゲン、ミミッキュ、スカーフ持ちのウツロ等が採用されることがある。だが、僕はそれがあまり好きではない。例えば剣舞リザxが止まらないからミミッキュを後出ししてZで倒すという処理ルートは相手が裏のランドを出して受けられたら決まらない。同様にウツロイドも裏のグライや残飯ガルドに殆ど負担をかけられない。そのまま回されたら回復手段のないポケモンは結局勝てないのである。だから回復手段を持たないゲンガーも使いたくはなかった。だが、この中でゲンガーだけはメガすれば相手に逃げられないという強みがある。そもそも僕が受けを使っているのは役割対象を後出しから処理できれば理論上最強だからという理由からである。つまり、ゲンガーもその点については理にかなっている。そう僕は受けを使う為にポケモンをしているんじゃない。勝つ為にポケモンをしているんだ。それを忘れていた。この構築は対応範囲が非常に広く重いポケモンが殆どいないと自負している。特に受け構築を組んだことがある人は完成度の高さをわかって欲しい。


・受けループについて
受けループと受けサイクルの線引きがあやふやなのでここではラッキーかハピナスが入っている受け気味の構築を受けループということにしよう。僕は殆ど使ったことはないが受けループという構築に非常に興味があり、それに対抗してブルドヒという受けサイクルを使っている節がある。受けループで最も完成されている並びというのがラキムドードヒドグライバンギゲンガーである。それらに対抗してブルドヒを使っていたがよくよく考えてみると今回の構築はラキムドーをブルルクレセに変えただけなのである。特殊受けラッキーと物理受けムドーが特殊受けブルルと物理受けクレセになったのである。これだけ違う方向性をもつと思っていた構築も行き着く先は同じなのがなんか面白いと思った。あるポケモンの軸で考えていったらそれの結論パに行き着くのだろうか。そんなもの存在するのか永遠の謎だ。でもポリクチミミガッサゲコボルトみたいなのも割と収束してきているのかなと思っている。

・レート反省会
今期はテスト期間と被っているということであまりレートに潜る時間を確保できなかった。1月のテストの為に12月中に20を達成して撤退しようと思っていたがレート1975まで別の構築で行きそこから17まで落とすということをしてしまった。そこから諦めきれなくなり構築をいろいろ変えて潜ったがあまり勝てなかった。また、キャスにハマり深夜1時から朝5時までみたいなのを3日連続でやったりとした。因みに3日でレートは変動しなかった。これは空いている時間をキャスに当てているので構築を考える暇がなく、欠陥構築で潜り続けていた。だが、最終日3日前くらいに対面構築のQRを作ってもらうとレートが一気に上がり19辺りまで戻すことができた。そして、最終日前日にこの記事の構築を思いつき2戦だけ潜りどちらも勝利した。最終日もテストがあった為それを終えてから夜にレート1932からスタートした。ここから面白いように勝て前日の2勝を含めこの構築で無敗11連勝を決めた。ここで自己最高レートを更新し2059を達成した。その後奇跡の5連敗を決めズルズル溶かして行き戻す気力を失い次の日もテストがあるということで最終19代で終了した。反省点として構築をもっと早く考えついていればよかったというところだ。S6の構築を1匹変えるだけならちょっと考えればわかったことだろう。また、溶かして19代になったが時間があればもっと這い上がれたと思うので無限にキャスをやってた時間をこの構築の使用に当てられればよかったなと思う。ただ、S3振りに最高レートを更新できたのは嬉しかった。S8は春休みで無限に時間やが取れると思うのでもっと高みを目指して頑張っていきたい。

 

・ブログについて
この記事のタイトルに結論とか書いているがたかがレート2050で何を偉そうなことをいうかと思う人がいるかも知れない。もちろん自称結論なんだがそもそも構築記事なんてものはみんな自分が考えた中で一番強い構築を載せてるのが殆どだ。つまりその人の構築に原点からの自分なりの結論パだと言える。ここで言いたいのはどの構築記事も謙虚であることが多く返って失礼に見えることがあるということだ。例えば「今期は最高2100で結果が残せませんでしたが記事を書きました」というような文章。これは21行ったことない人への侮辱ともとれる。だったら「自分の満足行く結果は出せませんでしたが」と言った方がいい。同様に「最高20なんかで需要があるかわかりませんが..」と言った書き方も該当する。また、構築記事を書くにあたり「最高19だけど記事書いていいのかな」という人もよく見られるが書きたいなら書け!20乗らなきゃ記事にしちゃいけないなんてルールはない!ブログは自分の書きたいことを書く場で需要は後からついてくるものだ。だから、皆がブログをもっと自由に自信を持って書いて欲しい。その意味を込めてのこのタイトルにした。


最早終盤が構築記事(?)でしたが最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^

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