ピタゴーラ!ピタゴラスです!
今回はインターネット大会のトリックマジックで使用した構築を紹介していきます。
【戦績】
TN ピタ♢テラス
33勝12敗
最高レート1819.189
最終レート1785.465 最終49位
TN ピくジう?「
29勝13敗
最高レート 1816
最終レート1716 最終244位
TNの由来は剣盾最強受けルーパー6人の名前から1文字ずつとったもの。(ピタゴラス、倉本蘭、ジャッキェ、うわっきー、はぎもん、いちご「」)
【コンセプト】
呪いタラプラウドボーンを通す。選出したのはミカルゲ、ミミッキュ、ゲンガー、ラウドボーンの4体だけで他置き物(一応ちゃんと育成はしました)。
選出はラウドボーン確定。ほぼ初手ミカルゲ。相手にゲンガーかラウドボーンがいればゲンガー選出。他はミミッキュ。
ゲンガーは毒菱回収と相手のラウドボーンに毒を入れる役割がある。
相手のパーティにカミとミミッキュが両方いるとミカルゲの展開が弱くなる可能性があるので、ゾロアークとサフゴがいない場合のみ初手ミミッキュ。ミミッキュはサフゴには無力でゾロアークにはレッカで飛ばしてもシャドクロが入らないため。
【パーティ】(ロムごとに妥協したりしたので個体は理想値)
・ミカルゲ
特性: すりぬけ
持ち物: ロゼルの実(フェアリー半減)
技構成: しっぺ返し、不意打ち、影打ち、毒毒
育て方: 勇敢HA252 B4
調整意図:火力特化で耐久最大、
目安 鉢巻ドラゴンアロー耐え。眼鏡カミのムンフォきのみ混み耐え。
後攻しっぺしたいので最遅
テラス:毒
最強初手要因。大体のポケモンを相打ち以上に持っていける。特にしっぺ返しはゾロアークのケアになるのが偉い。ただ、初手ゾロは殆どいなかった。
カミがHBだとしっぺ陰を耐えられてしまうので、しっぺの後ラウドボーンに引く。ミミッキュもじゃれ受けて皮剥がしたらじゃれ読みラウドボーンをしていた。球ミミッキュだとラウド読みシャドクロがきついので影打ちで削って切ったりもした。
低レート帯は簡単に数的有利が取れて両ロム20戦くらいで1700くらいまでサクサクいけた。ただそこから眼鏡サフゴにワンパンされたり、ややきつめのミミカミ初手が多くなり展開が弱くなった。ミカルゲ入りは初手出しを決め打ちされてるのだろうか。
メインロムで最遅にせずに下降補正だけにしていたせいで最高レートチャレンジの初手ミカルゲミラーでしっぺ返しで突破されてガチで萎えた。
特性: 化けの皮
持ち物: レッドカード
技構成: じゃれつく、シャドクロ、影打ち、電磁波
育て方: 慎重 H228 A236 D44 (S個体値29)
調整意図:
A シャドクロで皮ダメ込み無振りミミ確定
HB 皮ダメ込み ミミの陽気シャドクロ耐え
HD皮ダメ込み カミの臆病シャドボ 耐え
S無振りミミッキュ抜かれ。麻痺ドラパを抜ける。
テラス:ノーマル
対面性能の高い駒。レッドカードで相手を飛ばすと裏のイダイトウやカミをシャドクロで削れるのが強み。皮が剥がれた後もある程度耐久を確保したがシャドクロ急所と皮を剥ぐ段階でシャドボ Dダウンを引かれると崩れるのでちょっぴり悲しい調整。
電磁波は押しとけばゾロアークのケアになる。
またレッカは毒菱とのシナジーもある。
・ゲンガー
特性: 呪われボディ
持ち物: 気合いの襷
技構成: 悪の波動、毒毒、毒菱、堪える
育て方: 臆病 CS252 B4
調整意図:最速で火力最大。
テラス:ノーマル
補完枠。貧弱。ラウドボーンミラーで勝つために毒撒き要因兼毒菱回収要因。このルール毒菱の通りがいい上に撒けるのはこいつだけ。毒毒はミカルゲオーロットゲンガーしか覚えない。
ゲンガーかラウドボーンがいる時だけ選出する。
毒毒と毒菱は確定で対面性能を無理矢理上げるために堪えるを採用している。影打ちを堪えて金縛りできれば逆にこちらが削りを入れられるようになる。こらえるは毒とのシナジーもある上に相手が道連れケアで攻撃してこない時もある。
悪波は特にゾロアークにも一貫する技として採用している。
意味不明な余談だが技構成が「どくどく」「はくのはどう?」「こらえる」となっているため、毒にうなされていて吐くのを提案されるが我慢するようなストーリー性がある。
・ラウドボーン
特性: 天然
持ち物: タラプの実
技構成: フレソン、テラバ、呪い、怠ける
育て方: 穏やか H252 D228 S28
調整意図:Bは上げられるのでHDほぼ特化。Sはミラー意識。
テラス:電気
無敵要塞。全試合選出してテラスを切った。テラスは麻痺意識の電気。ノーマルや水も候補だったがイダイトウに高打点かつ貰い火ノーマルに通るテラバが採用できるこの型になった。対面的な駒には全て勝てて耐久系のサーフゴーにとても強い。
欠点はイダイトウだが予め呪いを積むことで対応する。ただ、呪いや挑発からのイダイトウ出しは苦しかった。
【感想反省】
9世代で初めてインターネット大会に参加したがそこそこの結果でよかった。8世代でのインターネット大会で1番よかったのは最終20位で最高地点なら推定5位だった。今回は最終49位で最高地点なら推定14位とやや劣る結果だった。
ただ、2ロム1800タッチできたのは初で上位争いできて楽しかった。9世代になってからは働きながらランクマに十分時間が割けていないため、短期で終わるインターネット大会はやりやすかった。
メインロムが1敗で1770くらいまで行ったことや、サブロムが日曜の22時から初めて30戦で1800に乗ったのは嬉しかった。そっから負けたけど。
勝てるポケモンは楽しい。今回はプールが狭かったため考察もしやすかったかもしれない。特に電気ラウドボーンで麻痺を透かしたりと、こちらが用意した戦術を通して想定通りに決まる。「あらゆる可能性をケアして対応して勝つという」俺の中のポケモンバトルの理想に近づけたような気がして楽しかった。
ただ強力な選出を見つけつつもワンパターンな選出だったことは考察不足だった。もうちょっとイダイトウやサーフゴーを入れた戦い方を研究すればよかったと思っている。
このお手軽最終日強者体験ができるのが楽しい。
そしてやはり全力で取り組んだからこそ終わってからの構築記事とかを読むのが面白い。わかり手はロゼルミカルゲと電気ラウドボーンだよなあとか、新たな学問の研究の中に自分がいるような気がして楽しい。
準備期間はほぼ毎日有志の仲間大会で練習していた。あと一緒に考察していたというわけでもなく、何故かきのと倉本蘭の考察を盗み見できる状態にあったためそこからも情報を得ていた。
そして他人の練習会の動画アーカイブを倍速で見て経験値を増やした。
ランクマは実力のあるニートが勝つゲームだと思っていたので短期間なら俺でも勝てると思っていた。頑張ったつもりだったが、結局蓋を開けてみればいつも通り老武神・極とわらべだの椅子取りゲームが行われていただけだった。このゲームは実力ゲーだと認めざるを得ない。同じやつが勝ち続けている。
俺もその領域に行けるよう努力するしかない。次は多分竜王戦を頑張ります。
以上です!ここまで閲覧ありがとうございました!