ピタゴーラ!ピタゴラスです!
S13お疲れ様でした!今期は自身3度目となる2100を達成しました!今回はその構築記事になります!
以下常体
【戦績】
最高 2102pt
最終 2013pt 146位
今期もほぼ全ての対戦をキャスで放送しました。最終日は合計閲覧の最高を超えてよかったです。
【コンセプト・運用方法】
状態異常を絡めてゴーリ、ロップ、水Zゲコのどれかを通す。
麻痺からのゴーリ展開やゲコロップの身代わり連打で痺れ待ちをし殴り合いを制する。バレルの胞子から身代わりを残す。クレセで蘇生してロップやゴーリでの再展開を狙う。
選出はどの組み合わせもシナジーがあり柔軟にできると思うがロップクレセゴーリ、ミミクレセゴーリをよく出した。
並びとしては以前使った構築のマンダをロップに変えたものになるが対面選出をより強力にしてゴーリに頼りきらないよう目指した。
以前は体感9割ゴーリ選出をしていたが7割くらいには落ちたと思う()
以前の構築
(http://pythapoke.hatenablog.com/entry/2018/09/05/020508)
【パーティ】
・ミミロップ@メガ
特性:柔軟→肝っ玉
持ち物:ミミロップナイト
技構成:猫騙し、八つ当たり、飛び膝蹴り、身代わり
育て方:H4 AS252
調整意図:
H 奇数
A ぶっぱ
S 最速
ゲッコウガ、コケコ、ガッサ、ガルーラ、ゲンガー、ガルドに対面から勝ててミミッキュの皮剥いで退場ができる。
スピードレースを一歩抜け出したこのポケモンは相手に明確な受けがいないと非常に機能しやすかった。
あまり使われていないのが信じられないくらい強かった。
上記のガルーラ以外のポケモンに勝てないルカリオより順位が低いのどう考えてもおかしい。
ギルガルドを意識して身代わりを採用してみた。猫の後に身代わりをするとクレセ読みでグロスが引いてきたりしてアドを取れてよかった。また、ミミッキュやクレセリアの麻痺と身代わりの相性が良かった。
相手のクッションのカバルドンをよく投げられたがゴツメであればゴーリで起点にでき、ゴツメでなければ身代わりで欠伸をかわしつつ削る動きがとれる。
あとこいつの圧力で全人類初手テテフから来る。
・ミミッキュ
持ち物:気合いの襷
技構成:じゃれつく、影打ち、電磁波、剣舞
育て方:陽気 H4 AS252
実数値:131-142-100-63-125-162
調整意図:テテフや準速リザに麻痺を入れる為最速
後出しから多くのポケモンに麻痺を負ける襷ミミッキュ。テテフのスカーフ判定やミラーを意識すると最速にしてよかったと思う。使用率一位なのに最速が2割弱くらいしかいないのは不思議に思う。
アゴジャラフェロを考えたらこのポケモンを外す理由がないように思える。ガルド+フェアリーくらいでしかこいつらに対抗できない。
襷ミミッキュはミミッキュに後出しから勝てるらしく最速にしたがシャドクロを採用してなかったw
クレセバレルゴーリはリザグロス系統に有利に動けるが初手のリザYを考慮するとクレセからしか入れない。そこでバレルの圧力でガッサがこないと割り切りミミクレセゴーリを初手ゴーリで出す。リザYはミミで後出しから麻痺を入られるので初手の1/7のSアップ期待ができる。
・ゲッコウガ
特性:激流
持ち物:水Z
技構成:ハイカノ、熱湯、水手裏剣、身代わり
育て方:臆病 H12 B4 C220 D20 S252
調整意図:
臆病ルカリオの真空波耐え
最速
あまりC
ハッサムが意識で水Zでの採用。超火力でだいたいのポケモンをぶち抜けるのが偉いと思った。ゲッコウガを数値受けしようとするポリ2やカビゴンはロップやゴーリで見れるので相性がいいと感じた。
ゲコはハッサムに後出しできるわけではないので実際きつめだった。環境のハッサムはバレ剣舞羽が確定で蜻蛉か叩きが選択だと思う。叩きならゲコに打点がない。蜻蛉なら身代わりを張ったゴーリがまもみがを連打するとバレパンに対して下からまもみがができ蜻蛉なら裏に交代するのでまでまあなんとかなる。困ったら麻痺らせて零度撃ったり対面でバレパンを1回は耐えるので零度撃ったりすればいい。
・クレセリア
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:凍える風、電磁波、月の光、月光乱舞
育て方:図太い HB252 D4
実数値:227-81-189-95-151-105(A妥協)
調整意図:リザXの剣舞逆鱗耐え
最強の物理受け。ドヒドイデに並ぶくらいこのポケモンを使っていると思う。ゴーリ展開でもロップ展開でも出すので選出率は恐らく一位。
クレセバレルゴーリで使うならこの型で確定。
ロップからの引き先として優秀でテテフに麻痺を入れたりミミッキュをゴツメで削ったりした。
・モロバレル
持ち物:イアの実
特性:再生力
技構成:ギガドレ、クリスモ、イカサマ、胞子
育て方:図太い H252 B236 D20
実数値:221-81-132-105-103-50
調整意図:
ミミの剣舞霊Z耐えで木の実発動
ボルトロスの悪巧み特化めざ氷最高乱数切り耐え
襷ミミッキュを受け選出に組み込めるようになったことによりただの見せポケになってしまったきのこ。かといってミミガッサを他に受けられるポケモンはいないので外せないと思った。
選出率は多分ビリ。
・オニゴーリ
NN:ピタゴーリ!
持ち物:食べ残し
技構成:フリドラ、零度、身代わり、円堂守
育て方:臆病 H172 B36 C4 D44 S252
実数値:177-76-105-101-106-145
調整意図:
H16n+1
HB A4カバの地震をB+2で身代わりが確定耐え
C 端数
B<D ダウンロード対策
S 最速
思考停止で出せる駒。択が発生しやすい場面で身代わり連打による誤魔化しが効くこの特性は本当に壊れていると思う。
起点を作って展開すれば非常に強力で対策が困難な最強ポケモン。たまにありえないような運勝ちをするが運に依存しているので格下に運悪くドレインされることもあって悲しかった。
3体のみの攻め駒でどうしても止まってしまうポケモンに出さなければならず明確な対策がいるときつかった。特に滅びゲンガーには3割の零度頼みで上手く立ち回って交換読みで2回打ててもせいぜい5割しか勝てないのが苦しいと感じた。
このポケモンの対戦に関して思うことを別記事に書いたのでよければ読んで下さい。
(http://pythapoke.hatenablog.com/entry/2019/01/01/153559)
【QRパーティ】
ミミロップの八つ当たりがQRパーティの仕様上最大にならない為ギガインパクトにでも変えて作ろうかと思ったがppを上げた八つ当たり消したくないのでマンダのQRを貼っておく。
ロップは自分で育成してくれ。
(https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4F36-831D)
【構築経緯】
勝ち上がるのにゴーリの運に依存しすぎるのは厳しいと感じた。ゴーリに厚い選出をどうせしてくるならゲコミミマンダで勝ちたい。
しかし対面選出はコケコレヒレポリ2カビゴン辺りが重くほぼゴーリ選出になる。特にコケコ+ガルドはバレルの胞子をガルドで防がれてしまい剣舞の起点になったりZの一貫を生みやすくしていた。
ゲコミミマンダから対面の3体を変更し対応範囲を広げようと思った。
コケコガルドを潰せる身代わりミミロップを採用。ロップは呼ぶゲンガーも抜けたりと対面性能の高さに注目した。
特殊マンダの採用理由であるツルギハッサムへの対策を考えた。ツルギはスカーフをクレセでケアすればロップで勝てる。そしてハッサムが重いのでゲコを水zにした。対面選出はメガ+襷+ zの形をとりたいと思ったのでミミッキュに襷を持たせた。
対面系の構築は削られるとミミロップの一貫ができてしまうのでクッション枠のランドやカバを出さざるを得なくなる。そこにゴーリを刺せる。またロップを上から倒してくるようなスカーフ持ちには高耐久のクレセリア投げが安定する。ロップクレセゴーリという選出はなかなか強力だと感じた。
【対面構築の組み方】
以前ガルーラ軸を考えていたときの対面構築の組み方を考察した。アイテムと役割で並びを絞った。
メガ、襷、Z、クッション、崩し、@1である。
・メガ枠
制限アイテムで強そうだから。
・襷枠
行動保証がある。基本ゲコかガッサが強い。ゲコは対面からだいたいの襷持ちポケモンに勝てる。ガッサは襷枠でありながらミミッキュに対面で7割くらいで勝てるのが強み。
・Z枠
制限アイテムだから。基本的にミミッキュに持たせるのがいい。
・クッション
重くなるミミロップ受け。起点にならないよう対面操作のできるポケモンがいい。欠伸カバ、胞子バレル、月光乱舞クレセ、蜻蛉ランド等。
・崩し
受けループ対策。単体でのすべての受けへの崩しは難しいので襷枠に剣舞ガッサを入れる等して複数体での崩しルートを入れるといい。
・@1
攻撃力を上げる2体目のメガ枠やZ枠でもいいし、選出の幅を広げる弱保持ちやスカーフ持ちのポケモンを入れてもいい。
これに当てはめて考えてメガにロップ、Zをゲコ、襷をミミッキュ、クッションにクレセ、崩しにゴーリ、@1に2枠目のクッションとしてバレルを採用した。
【感想】
最終日には2004と1950のロムを用意できた。1950のロムは溶けてしまい午後7時くらいから2000ロムを動かした。粘りに粘って朝6時くらいに2100を超えることができた。結局溶かしてしまったが2100は嬉しかった。
この日のためではないが昼夜逆転した生活サイクルが出来上がってしまっていたので朝9時前まで起きていられた。最終日はマッチングもよく爆上げにもってこいなので朝までは潜り得であると思った。
最終日までに複数ロムの2000報告や21報告を沢山見て焦っていたが意外に皆伸び悩んでいて少し安心した。
終盤は再戦が多発しお互いの型読みで選出を変えて勝ったり負けたりするのが詰将棋のような運が主体ではなく戦略的な対戦で凄く楽しいと思った。
最終日はゴーリがありえない運勝ちを連発してびびった。レヒレに繰り出したらスカトリされてそのまま零度で3タテしたり、ラス1剣舞した最速ランド対面で回避アップからの避けて降参をもらったり、最終一位の方に零度2連当てからの技避けやムラっけ運の良さから3タテしたりした。
運勝ちに申し訳ないとは思っていないし謝るのは煽りっぽくて失礼だから特に言うことはない。
運要素に文句を言ってもしょうがないのでポケモンってこういうゲームなんだなぁくらいに軽く捉えていた方が楽しめると思う。
今回の構築は攻めるポケモンを使ったが役割対象を絞った型を使う受けに比べて殴れる範囲が広ければいいので選択肢が多く考えるのが楽しいと思った。今後も色々な型や並びを考えていこうと思う。
ポケモンは自分から並びや型を考えて使う人と人の構築を参考にして使う人がいる。別にどちらが良いとか悪いとかはない。誰もが勝てる並びを考えつくわけではないし参考にするのはとてもいいことだ。それによって環境やその流行が生まれる。リザグロス、カバマンダガルド、ヒトムレヒレグロス、ガルランドが多くの人に使われている。
環境を作っていくような人をすごいと思うしそういうパーティを自分も作れたらいいなと思う。
無数にある構築は全て少なくとも筆者の中では一番強いと思った構築だと思う。その良さをどう伝えたら人の心を動かせるか実績も当然あると思うが知りたいと思った。
その為にはまず実績を上げることなので次のシーズンも最高レートを更新できるようにがんばろうと思う。現実的な目標としては毎シーズン21に乗れるようになってそこから2150を超えられたらいいなと思う。
【イラスト】
パーティのイラストを描いてもらいました!
ありがとうございます!
どんなイラストでも常に募集しているのでよかったら描いてください!
以上になります。
ここまで閲覧ありがとうございました!
何かあればツイッターまで(https://mobile.twitter.com/pythagoras_poke)